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【キューバ】雨の大砲儀式

154日目 国旗_キューバ ハバナ@キューバ  のお話

まえがき
今回の内容でございます。
  • モロ要塞
  • 第一ゲバラ邸宅
  • カバーニャ要塞
 
思いのほか都市間の移動が順調だったこともあって、3日の滞在日数を残してハバナに戻ってくることができた。

キューバ到着翌日に革命広場に行ったぐらいでハバナ観光はほとんどしていない、ということで本腰を入れてハバナ観光をすることに。

オールド・ハバナとその要塞群
世界遺産_オールド・ハバナとその要塞群

1982年に登録されたキューバの世界遺産(文化遺産)。首都ハバナの旧市街(オールド・ハバナ)の歴史的な建造物と4つの要塞からなる。ハバナは1519年、スペイン人のベラスケスが建設した都市である。この都市は、キューバ全土で生産した砂糖とタバコをヨーロッパに輸出、奴隷をアフリカから輸入し、17世紀には造船業でも栄えた。細い道路が縦横に走るオールド・ハバナには、約3000の建物が存在するが、これらの中に、バロック様式にスペインのムデハル様式を融合させた、スペイン・バロック様式の建築物が多数含まれている。18世紀の建築物が多く残存し、1776年には大聖堂が完成した。オールド・ハバナは、フランスの海賊ジャック・ド・ソーレスに焼き討ちされたことをきっかけに、しだいに要塞化されていった。16世紀後半、バルトロメウ・サンチェスによりフエルサ要塞が建設され、その後、海賊や諸外国の攻撃に備えるため、ハバナ湾の入り江には4つの堅固な要塞が築かれた。ハバナ最古のフエルサ要塞、カリブ海最強の砦といわれた城壁の高さが20mのモロ要塞プンタ要塞カバーニャ要塞がある。

世界遺産_オールド・ハバナとその要塞群_1
世界遺産_オールド・ハバナとその要塞群_2
一部Dliftから引用

旧市街の対岸のカサ・ブランカ地区に向かった。

カサ・ブランカ地区にはカピトリオ前のバス停からP11番バスで行くことができます、10分ぐらいです、海底トンネル(1955~ 57年にかけて造られた、長さ733m)を抜けてすぐのバス停です。
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バス停から徒歩10分ほどでモロ要塞が見えてきた。

要塞の中に入る前に周辺をブラブラ
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城壁の高さ20m
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小人ではなくて、すごく大きな大砲
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細い通路に狭間(さま)がいくつもある
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入口で入場料6CUC≒600円を払い要塞の中に
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教会
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キューバはコロンブスが発見した島、ということもあってコロンブスの旅の軌跡や歴史の資料が展示されていた
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絵画によるイギリス軍との攻防の様子
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ジオラマによる要塞増築の解説
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現役で活躍する灯台
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ハバナ港を行き来する船の監視室のおっちゃんが手招きをして中に入れてくれた
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覗いてみると
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革命広場前のホセ・マルティ記念博物館の塔が見えた

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おっちゃん、楽しかったよ、でも、一つだけ言わせて、・・・暇なん?

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次に閉館時間が迫っていたので第一ゲバラ邸宅へ向かった。

ゲバラの所持品などが展示されている
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この絵画は土産のポスターやポストカードなどでよくみる
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ゲバラは医者でもある
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神扱い
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視聴室はガラガラで、モニター代わりのTVには民放のニュースが流れていた、ゲバラ関連の映像を流す気配は一切なかった
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愛用していたマテ茶グッズ(ゲバラはアルゼンチン人なんですよね)
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屋上からの旧市街の眺め
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カピトリオが一際デカイ
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邸宅の隣にあるキリスト像。この時からだろうか、雲行きがけ険しくなってきたのは・・・
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カバーニャ要塞に戻る途中、武器、武装車、戦闘機などが陳列されていた。よくみるとソ連のマークが付いていた、おそらくキューバ危機の頃の兵器かと
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カバーニャ要塞に到着したのは18時10分。

カバーニャ要塞は、毎日21時に行われる大砲の儀式が名物。

それもあって入場料は18時以降は2CUC≒200円ほど上がる。(あと10分早く到着したかった、17時50分に入場してそのまま要塞内で待機していても問題ないように見えました)

カバーニャ要塞
ハバナ旧市街と運河を隔てて建つ規模の大きな要塞。内部にはいくつもの部屋があるが、一般に公開されているのはゲバラ博物館武器博物館。革命政権樹立後、ゲバラは国立銀行総裁に就任、さらに工業大臣として政治と向き合うこととなった。ゲバラ博物館には執務室が当時のまま残されているほか、写真や所持品などの展示がある。カバーニャ要塞そのものがハバナ市街を見渡す展望台のようなところだが、もうひとつの見どころが、150年間続けられている大砲の儀式だ。スペイン時代の制服を着た兵士が太鼓をたたきながら行進し、一連の儀式の後に大砲に発火。要塞と暗闇を揺さぶるドンという巨大な音が響く。

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要塞の各所に案内板があり、昔と現在の写真を見比べることができた。こういった実物を目の前に当時の写真を見て、妄想しながら観光するのが好き。TVでは味わえない旅ならではの楽しみ方だと思う。
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昔1
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現在1
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昔2
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現在2
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砲丸のオブジェ
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要塞内の武器博物館には各年代の武器が展示されていた。

現代
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中世
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こういうの見るとRPGを思い出す
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投石機
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城門を破壊するやつ
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原始時代はこん棒や火が武器だった
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見終わって思った。

(見る順番を間違えてもーた、時代を遡って見学すると武器がだんだんと貧相になっていく、原始時代は固い棒だもんな~)

なんかスッキリしない気分のまま、隣のゲバラ博物館に向かった。

当時のままの執務室を博物館に利用している
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ゲバラが愛用したNippon製のNikonのカメラ
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要塞内をブラブラ。

対岸にみえるのはプンタ要塞
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ここで大砲の儀式が行われる
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この先に目掛けて発射する(もちろん空砲です) 
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対岸の防波堤にいてもドォォンと鳴り響く音を聞くことができる。

目の前で見るとどんな感じなのか楽しみ。

大砲の儀式まで要塞内をウロウロ
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対岸に見えるのはフエルサ要塞
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ハバナ港は旧市街のプンタ要塞とフエルサ要塞、カサ・ブランカ地区のモロ要塞とカバーニャ要塞の4つの要塞に挟まれている。かつてモロ要塞とプンタ要塞には太い鎖が渡されていて、ハバナ港に通じる運河を行き来する船を管理していた。しかし、1762年にイギリスがモロ要塞を襲撃、1年間にわたって立てこもり、事実上ハバナはイギリス領となった。1年後スペイン政府はフロリダと引き換えにここを取り返すのだが、この事件があった翌1763年に二度とモロ要塞を占領されないよう、カバーニャ要塞を造り自衛力を強める。

4つの要塞に挟み撃ちされたらひとたまりもない
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タバコを吸いながらハバナ旧市街地を眺めていた
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要塞内も雰囲気が変わった
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20時30分ごろからスペイン時代の制服を着た兵士達が太鼓を鳴らしながら歩いてきた。

大砲の儀式が始まった
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暫くすると雨が降り出した。(すぐに日焼けするぐらい天気が良い日が続いていたのに、何でまたこんな時に降るかね?)

雨が降っても大砲の儀式は中止にならないです、この儀式は150年間毎日行われているそうです
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発射まであと15分、雨がどんどん強くなってきた。

これまで150年間毎日、21時ちょうどに大砲を発射してきた彼らに向かって観光客は叫ぶ。

「ゆっくり歩いていないで早くここに来て!!」

「早く撃って」

「はりーあぁぁぁぷぅ!!!!」

無茶言うわ~(笑)
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いよいよ大砲に火を付けて発射
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予想以上の迫力だった(ちなみに動画では思いっきり発射口に人が被っています)


大砲一台でこれだから何百台ともなるとうるさくて何も聞こえないんだろうなぁ(耳キーンどころの騒ぎじゃないんだろうな)

キューバに来て1週間経つけど、雨が降ったのはこの時間帯だけ(運がいいのやら、悪いのやら)

公共バスで旧市街に戻った。

一旦、宿に戻り着替えてから町にくりだした。

23時頃のハバナ旧市街 誰もいない
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カテドラル 誰もいない
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ビエハ広場 誰もいない
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売春婦と麻薬の売人はたくさんいる
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キューバは治安がいいといわれているけど、強盗被害にあっている方もいるみたいです。

社会主義なので警察に連絡しても対応は遅い。インターネットが普及していないのでクレジットカードを停止するのにも一苦労。島国なのでパスポートが他国に移動できない。

どの国よりも被害に合いたくないと思いました。

あとがき
男1人旅だと、夜中に歩いているとよく売春婦に声をかけられる。キューバでも同様。道ですれ違う際に腕を触って来て「どう?」とその場で誘ってくる。昼間に。しょっちゅう。普通のおねーちゃんが。2,000円ほどのお手頃価格で。

そして、麻薬売人も同様。真昼間に大勢人がいるところで声をかけてくる。ランチにコカインって

“風俗よりも麻薬よりもランゴスターが食べたかったんだなぁ”   と思ふ今日この頃でございます

最後まで読んでくれて
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