【ミャンマー】食べてばかりのマンダレー
マンダレーには5:00AMに到着する予定だったのに3:00AMに到着した。(遅れて到着するのも困るけど、早朝に早く到着するのも困るんだよな~)
こんなに早く到着するとは予想だにしていなかったので、思いっきり不意をつかれた目覚めになった。
なんとか片目を開け、体も脳もほとんど寝ている状態でパスを降りる準備をした。
前方にバガンから同行しているジュンコちゃんの席があり、後姿を見ると降りる素振りをする様子がなかったので、横を通り過ぎる際に「マンダレー着いたよ」と声をかけた。


(あれ?ジュンコちゃんってこんな顔やったけ?)
(席は間違ってないと思うし、オレ、寝ぼけてんのかな?)
(まぁ女性は化けるっていうしね、気にしない気にしない)
バスを降りてしばらくするとジュンコちゃんの他にもう1人日本人女性が降りてきた。
その日本人女性とジュンコちゃんは仲良さげに話しているので事情を聞いてみると、偶然にも席がジュンコちゃんの隣だったらしい。
この日本人女性は世界一周中のミゾちゃん。(ブログタイトル:ミゾヨコの世界一周ラン日記)
真っ暗で寒~いバスターミナルでの奇妙な出会いとなった。(ちなみにジュンコちゃんとミゾちゃんの顔は似ていません、女性はそこまで化けないみたいです)
何かの縁ということでマンダレーで同行することになった。
とりあえずバスターミナルから市街地へ移動。(マンダレーのバスターミナルからの移動はタクシーを使用するのが一般的みたいです)
同じ境遇の外国人観光客を誘いタクシーをシェアした


行き先はジュンコちゃんが予約していたホテルで、ついでミゾちゃんとボクもここで泊ることにした。
Garden Hotel ツイン20USD

宿についての詳細はコチラ
マンダレーの観光スポットは旧王宮(入域料10USD)とマンダレーヒルぐらいで自転車だと1日で十分かと。
当初、ミャンマー旅行の中でもマンダレーは出国の空港があるから来たものの、観光する気はなく、体を休めつつダラダラ過ごす予定だった。
そんな中、ジュンコちゃんとミゾちゃんと出会ったおかげでマンダレーで楽しい時間を過ごすことができた。
街の割に旧王宮がデカイ。マンダレーヒルもそんなに。マジで1人だったら何の思い出も残らなかった気がする。

宿で仮眠をして、8時頃に朝食を食べにマンダレーの街をウロウロした。
ヤンゴンやバゴー、バガンと違い道は整備されていて広くゴチャゴチャしていない

遠目から見ると生首が浮いているように見えた。2人を見ても平然としていたので、ボクにしか見えていない「見えてはいけない物」を見てしまったと近くで見るまでドキドキしていた。

現地人で賑わっているカレー屋で朝食


カレーもそうだが現地人も良い味を出していた。この人達もそうだったがミャンマーの中でもマンダレーの人が最も外国人観光客(日本人)に興味を持ち、親切にしてくれた気がする。

ナンではなく(たしか)パンケーキ

寒い中で飲む温かいチャイが美味しかった

続けて2件目。
賑わっている店を見るとまたまたカレー屋




小さいナンみたいなヤツとクレープみたいなヤツ。同じカレーでも生地もルー?も別物で楽しめた


満腹になり宿に戻る途中、ルアンパバーン以来(詳しくはコチラ)の托鉢を目にした。

マンダレーの托鉢の行列は長い。折り返し地点でも先頭が見えない。

よく見ると背の順。なんかカワイイ。

ルアンパバーンの托鉢に比べ、お供えする側の人数よりも僧侶の数が多いのですぐに食べ物がなくなり現金を渡していた。1つ1つは小額だが何十人分で、それが毎日ともなると日本の物価でも結構な額になる。ミャンマー人は裕福?僧侶リスペクト的なやつ?

宿でレンタルサイクルを借りて、マンダレー観光をすることに。
ミゾちゃんの借りた自転車のサドルのネジが代替品らしく、いくらネジを回してもサドルが固定しなかったので宿のスタッフに見てもらった。
結構待った。
他にも自転車はあったのに頑なにネジを回して修理しようとする。
なんだなんだ?とたくさんの大人が集まって来てサドルに群がる。
なんか面白かった。
いくらネジを回してもグリングリンとサドルが回る。頑張るスタッフ君。


横にいたオッチャンをみるとロンジー(腰巻)を半ズボンにしてニコニコしていた。オッサンの太股は全然嬉しくないから早く隠しておくれ。

サドルも固定され、ようやくマンダレー観光を始めた。
さっそく昼飯。(なんか食ってばかりのような気がする)
マン・ミョー・トー(地球の歩き方に記載) 賑わっていたので期待したが美味しくはなかった。


名物のパオシー(肉まん)。チキン、ポーク、ココナッツ、ジャクリー(ヤシの樹液を煮詰めたもの)全てが微妙だった。

気を取り直して、マンダレー旧王宮の周りをサイクリング。
マンダレー旧王宮
めちゃめちゃ広い。北京の故宮ぐらいデカいんちゃうかな。


旧王宮に入るには入域料10USDを支払う必要があります。
先を行く外国人観光客がゲートで入域料を徴収されるか遠目で観察。(やっぱり徴収されるのかー残念)

遠くに見える山がマンダレーヒル

結局、マンダレー旧王宮の中には入らなかった。
ちなみにこんな感じみたいです


引用
マンダレーヒルで夕日を観るにはまだ早かったので、ブラブラと散策した。
アトゥマシー僧院とその隣にあるシュエナンドー僧院は有料だったのでスルー



ちなにみこんな感じみたいです。
アトゥマシー僧院
だだっ広いお堂の中はカラッポ。建物自体は立派である。

シュエナンドー僧院
ミャンマーでも数少ない貴重な木造の僧院。建物自体が見事な芸術品である。


引用
地図をみるとパルニ大学という大学があったので、学食を食べに(それとミャンマー女子大生と交流しに)行った。
立派な大学の正門

学食らしきところを発見

でも誰もいない。楽しみしてたのに残念。

大学の割には人が少ない。不思議に思い辺りをキョロキョロしていると袈裟を来た僧侶がいた。なんでこんなに人が少ないかと聞いてみたら、満月の日は休みになるそうです。仏教ならではなんですかね。

ミゾちゃんは楽しそうに僧侶の男子学生と談笑。
「笑顔は大切」と常日頃意識しているボクが作り笑いをしてしまった(この時は女子学生以外に興味がでなかった)

学食も食べれず、ミャンマー女子大生も見れずじまいで大学を後にしようとした直後、自転車に乗ったミャンマー女子大生の集団とすれちがった。(坊主じゃなく洋服を着た今どきの女の子だった)
ミゾちゃんに「ねぇ見た?今の女子大生でしょ?可愛かったよね?ねぇ?」と聞いたら、さっきのボクと同じぐらいの作り笑いで微笑んでくれた・・・。
クトドーパゴダ
小さな白いパゴダがずらりと並ぶ、周りの729個の平石には仏教典がとぎれなく彫られている。この石の教典は”世界で一番大きな本”として知られている。






マンダレーヒル
入口


遠くを指さしたり、笑わそうとしている顔のシュールな仏像がある。これまで見たミャンマーの仏像は全部真面目だったので以外だった。観光地だからかな?


泣いている子供がいたのでミゾちゃんがアメをあげた。それにしてもこの子供アメを舐めても全然笑わんかったな。


他に登っている人がおらずどこが頂上かよくわからないまま登り続ける。結局ガイドブックにも載っている通りに45分で到着した。


頂上には仏塔やモンスターなどがいる


モンスターの後にちっちゃいモンスターがたくさんいた。なんなんこれ?

登頂して間もなくして日が暮れてきた

柱の間に夕日が差し込む

夕日が当ってより金ピカに光る

日が落ち始めた頃、近くにいた外国人観光客にミゾちゃんとの記念写真をお願いした

この観光客はカメラを使い慣れていないせいかやっとのことで撮った一枚

この直後、ミゾちゃんは夕日が落ちてしまうと急いでカメラを構え、日が落ちるまで撮影していた

正直マンダレーヒルの景色はそんなによくなかった。
夕日は綺麗だったが昨日のバガンの夕日を見ていたこともあってそんなに夢中にならなかった。
写真も数枚だけ撮って、残りの時間はミゾちゃんの後の方で遠くから眺めていた。
そんなボクの姿がミゾちゃんには、急いでカメラを構えるミゾちゃんを冷めた目でみているように見えたらしい。
まさかそんな風に思われているとは思ってもいなかったので、このことを聞いたその日の夜、爆笑した。
ある意味思い出に残る夕日になった

一旦宿に戻り、晩飯を食べに出かけた。
街灯がないので暗く、車のヘッドライトが眩しい

ラー・ショーレイ (地球の歩き方に記載あり)シャン料理のお店。


4品を注文。シェア飯をして1人200円ぐらい。今回のミャンマー旅行で一番美味しかったかも。

シェア飯が好き。たくさんの料理を少しずつ食べたい。一品だけ注文してそれが不味かったらすごくへこむ。

2件目は、大衆居酒屋みたいなところ



何をしゃべたか全然覚えていない。というかここで夕日の時の話を聞いたのかな?とにかく楽しい時間を過ごした。

宿に戻る途中、バナナクレープを買って皆で部屋で食べた。修学旅行みたいだった。



そしていつの間にか寝ていた

最後まで読んでくれて


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