1269~1281日目
板門店@北朝鮮 のお話 下記は、2017年5月時点の内容になります。
北朝鮮に行ってきました。
ミサイルとカリアゲをこよなく愛するキム君。もう黒電話にしか見えません。
と言っても、韓国からのツアーに参加し、国境に行ったなんですけどね。(中国国境を利用すれば首都の平壌(ピョンヤン)に行けるらしいです)
前回はツアーの申し込み方法をご紹介しました。
今回はツアー内容をご紹介しようと思います。
ボクは、「
板門店(JSA)ツアー 国際文化サービスクラブコース」を申込ました。
08:00~08:50 集合・手続き
集合場所は、プレジデントホテル 3F「国際文化サービスクラブ」です。
ここで手続き(旅券、服装確認)を行います。
ツアー参加条件に服装ルールがあって、露出の多い服や襟付きでないとダメとか書かれていたのですが、実際はそんなに厳格なものではなく、軽い感じのものでした。
あまりにもひどい服装の場合はツアー会社が服を貸してくれると言っていました。
荷物預かりは、当日16時までなら受付カウンター内で預かってもらえます。
08:50~10:00 移動
バスは2台用意されていて、1台は全員日本人、もう1台は日本人以外(欧米人、アジア人など)。日本人の北朝鮮に対する関心の大きさがよくわかる光景でした。
自由路(国道)を走りながら、バスの中でDMZ専門ガイドから非武装地帯などについて詳しい説明が聞けます。
途中、SAで休憩。いろんな方のブログで登場している人形。
成功確率がかなり低いChupaChupasのゲーム機。2本しか入ってない。
進行方向の左側、川の向こう側は北朝鮮。立派な建物がある、と思いきや見栄っ張り目的で川沿いだけ建てられていて、少し内陸に行くと何もない荒野らしい。場所によっては住民もいない張りぼてのビルもあるらしい。
進行方向の右側は韓国。田んぼや畑あり緑が豊か。北朝鮮側と正反対。
いよいよDMZに突入。
10:00~10:30 統一大橋検問所
検問所前
検問所でバスは停止し、ここでパスポート・チェック。
いろんな大陸で何度も国境越えしてきたけど、北朝鮮というだけで緊張。
といっても実際は、バスに国境警察が乗ってきてパスポートを見せるだけでした。
たぶんツアー申込時にパスポート番号を提示するので、先にパスポート・チェックが済んでいるからなのかな?
というか日本人だからかも。
ちなみに、北朝鮮と仲が悪い韓国人はこのツアーに参加できないそうです。
10:30~11:00 UNキャンプボニファス
キャンプボニパス
板門店(パンムンジョム) はこの地域の名前であり、公式名称は共同警備区域(JSA,Joint Security Area)だ。ここは韓国軍の地域の中で唯一UN軍が管理しており、この基地をキャンプボニパスという。 板門店は6・25戦前には板門という名前で、わらぶきの家が何軒かあるだけの人里離れた村だったが、1951~53年休戦会談が進行され全世界に知られた。 初めにこちらにテントを張って始めた休戦会談は延々1年9ヶ月続き、休戦会談を終えた後停戦協定調印のために付近に木造建物を作り、その後本来の板門店より若干南側の現在位置に移転した。この基地がキャンプボニパスと名づけられたのは1976年8月18日、板門店の中にあるポプラを切る作業を指揮していた際、北朝鮮の斧蛮行事故で亡くなった中隊長ボニパス大尉の魂を慰めるためである。
JSA安保見学館に到着。
電光掲示板に「WELCOME TO JSA」と。観光化してる?
ここでブリーフィング(訪問者宣言書のサインと資料映像による板門店の説明)を行います。ツアーガイドに「ただ見るだけではいけません。しっかりと理解して下さい」と言われたのが印象に残っています。
訪問者宣言書。ブリーフィング時に回収されますが、帰りのバスでもらえます。
11:00~12:00 板門店見学
バスを乗り換えて、いよいよ板門店へ。
軍事停戦委員会 本会議場に到着。ガイドの説明後を受け、そこから自由行動。といっても行動できるのはこの部屋だけ。しかも所要時間が(たしか)10分なので、衛兵との記念撮影の列に並んでたらあっという間に終了してしまいます。皆、忙しなく写真撮影をします(笑)
軍事境界線。左側が北朝鮮。会議室内では北朝鮮の地に足を踏み入れることができます。
いえーい。
衛兵は皆サングラスをしています。目線で来た北朝鮮を挑発しないためとのこと。
あっという間に終了。最後まで粘る人達。
左の水色の建物がさっきまでいた本会議場。奥に見えるのが北朝鮮の板門閣(パンムンガッ)。ここでは大声を出すのはもちろんのこと、指を指したり、ピースサインなど挑発行為と間違えられそうなことは厳禁。打たれるかもしれないとのこと。
北朝鮮の衛兵。韓国と違ってサングラスをしていない。
結構遠い。
~ 続く ~