世界一周 66日目~
ジョグジャカルタ@インドネシア のお話 インドネシアではボロブドゥール寺院遺跡郡を観る以外は特に決めていなかった。
天候が悪く、体を休めるために宿でダラダラしていた。
年末に放送した「ガキ使 絶対に笑ってはいけない 地球防衛軍」とか観ていた。宇宙人の「ホウセイ マイ フレンド」のくだりが好き。
インドネシア滞在の後半になって天候も良くなり、ダラダラするのも勿体ないと感じ始めたので、ツアー会社に行ってインドネシア観光することにした。
どこのツアー会社でも
ブロモ山と
イジェン湖のトレッキングツアーを大きく扱っていた。
『砂の海』を抱える雄大なブロモ山
標高2392メートルのブロモ山は、東ジャワきっての景勝地です。今も火の神が棲む聖なる山としてあがめられ、巨大カルデラの内側には白煙を舞い上げる灰色のブロモ山と2440メートルの緑のバトゥッ山が並びます。その間の10キロは不毛の砂漠が広がり、『砂の海』と呼ばれる独特の景観です。その砂の海・巨大カルデラのさらに外側には2800メートルのプナンジャカン山があり、その壮大な火山景観は砂漠の海に浮かぶ日の出の時に荘厳さを一層増します。
青い炎が揺れる『イジェン火山』
ジャワ島の東部にブロモ山からさらに東へ150キロ余、ムラピ山(2800m)とラウン山(3332m)の2つの峰の間にある22もの噴火口を持つイジェン火山湖。その中で現在活動期にあるカワ・イジェン火山の火山付近では、硫黄が燃えることにより青い炎となります。日中は陽の光に見えない炎も夜になると、漆黒の闇に揺れます。世界でも稀な幻想的な美しさによって、世界の映像化、観光客を魅了しています。

ブロモ山とイジェン火山の両方を行く2泊3日ツアーに参加したかったがインドネシア滞在の残り日数に余裕がなかったのでブロモ山だけの1泊2日のツアーに参加した。
申し込んだツアー内容は、ブロモ山サンライズツアー1泊2日(朝食付き)で、1人の場合370,000Rp≒3,100円、2人以上の場合310,000Rp≒2,600円。
(宿泊するホテルのランクによって料金は前後します。またツアー料金には入山料70,000≒600円やジープ使用料125,000Rp≒1,050円は含まれていません。)ジョグジャからブロモ山、イジェン火山に行き、そこからバリ島やスラバヤを行くのが定番のルートみたいです。ボクは航空券を手配していたのでジョグジャに戻るルートにしました。(バリ島やスラバヤに抜けるルートをオススメします)

8:30ミニバンでジョグジャを出発。
高速道路がないのか下道をずっと走っていた。
車内の天井からエアコンの水が滴り落ちてくるので、カーテンでずっと拭いていた
13:00昼食。
運転手が吸っていたインドネシア産煙草の煙が甘ったるくて気分が悪くなった。
ナシ チャンプル(御飯の上に色々なおかずをのせたもの)27,000Rp≒230円

20:00昼食後、1回のトイレ休憩だけをとり、ブロモ山手前の街のツアー会社のオフィスに到着。
ルート説明とジープ使用の有無の確認があります。ボクはジープ有にしました。

宿はすぐ近くだと期待していたのですが、さらに道を進んで行きます。
23:00やっとのことで宿に到着。
最も低いランクの宿を選んだのですが、ホットシャワーがあり、清潔で、広々していて、この旅で最も居心地の良い部屋でした。
本当は移動の疲れもあったので、ゆっくりしたかったのですが、なにせ翌朝4時の出発だったのですぐ寝ました。
シャワーを浴びて、4時間寝ただけ。あ~勿体ない
4:00宿を出発。
ジープに乗り込んで、サンライズのビューポイントに移動
高地で小雨も降っていたので寒かった。防寒具は必須です。
4:30プランジャカン山に到着。ここからブロモ山から昇る日の出を観る。
ただこの時、小雨が降り、空が雲で覆われていた。
ジープを降りて、小高い丘を5分ほど登り、日が出るまで待機。
5:00空が白んできた
プナンジャカン山(標高2,770m)からの眺め。雲と水蒸気でなんも見えねぇ。
オフシーズンということもあって外国人観光客はほとんどいなかった
手前からバトゥ山(標高2,470m)、ブロモ山(標高2,392m)、クルシ山(標高2,581m)、スムル山(標高3,676m)が見えるらしい。
日が照ってきたと思ったら、結構上まで昇っていた。残念なサンライズだった。
晴れていたらこんなんみたいです
引用6:30ジープに乗りブロモ山へ出発。
明るくなって分かったけど40~50台ぐらいジープが並んでいた。ほとんど、というか観光客全員がジープを利用していた。
7:00ブロモ山に到着。
ここからブロモ山頂に向けて歩く。
ブロモ山周辺は黒い火山灰の砂漠が広がっている
途中にテングル人の伝統的な宗教儀式が行われるヒンドゥー寺院がある。なんか神秘的な感じでよかった。



まるで月面の世界みたい(行ったことないけど)
結構歩く
移動の疲れ、睡眠不足のせいか自分の足で登る気力がなくなった。心掛けていた「いつでも笑顔」が全くできなかった。
“天国への階段”245段を登り切ればブロモ山の頂上

階段の頂上付近は柵があり、混雑している
ブロモ山は活火山で、噴火口からもくもくと白い煙を吐いている様子が見える。深いすり鉢状のカルデラ内部も眺めることができる。
「火の神・ブラフマ」が棲む山として古くからテングル族の聖地として崇めているのがブロモ山。名前の由来は「ブラフマ」がジャワ語訛りになり「ブロモ」と呼ばれるようになったと言われています。ブラフマが怒り噴火をしないよう、テングル暦のカソド月の満月の夜には今もなお煙を上げ続ける火口に生贄やお供え物を投げ入れる儀式も行われています。
火口周辺を歩きました。柵ねぇし。
どっちに転んでも死ぬ
行き過ぎた、早く戻りたい・・・
10:00宿に戻って朝食。
食パンと茹で卵とバナナ。期待し過ぎた。全然美味しくないし。
出発まで部屋のテラスでボーっとした。おいおい晴れてきたじゃねーか、この野郎。
12:00ブロモ山手前の街のツアー会社のオフィスに戻り、ジョグジャに向けて出発した。
2頭身のオフィススタッフ。すげー声高いの。外国の紙幣を集めていたのであげた。
ほとんどの人がバリ島かスラバヤ行きだったので、ジョグジャ行きのミニバンはガラガラだった

行きと同様に天井から落ちるエアコンの水滴、運転手の甘ったるい煙草の香り、デコボコ道による激しく揺れる車体、これほど早く帰りたいと思ったことはなかった。
23:00やっとのやっとのことで宿に到着した。
ジョグジャからの1泊2日ブロモ山サンライズツアー
移動時間27時間
観光時間6時間
アホです
バリ島やスラバヤに行くついでに立ち寄る感じでツアーに参加した方がいいと思います。
ジョグジャ→ブロモ山→ジョグジャはめちゃくちゃしんどいです。
27時間って!!
アホです