1287日目
京都@日本 のお話 下記は、2017年5月時点の内容になります。
京都3大祭りの
葵祭に行ってきました。
平安王朝のファッションショーと言われているみたいです。
天皇からつかわされた勅使が京都の賀茂御祖神社(下鴨神社)および賀茂別雷神社(上賀茂神社)に奉幣する祭り。正式には賀茂祭といい,参列者や社殿,諸用具に葵(フタバアオイ)を飾ることから,葵祭と呼ばれている。旧暦 4月中の酉の日に行なわれていたが,1884年以降は 5月15日の祭りとなった。宮中の儀,路頭の儀,社頭の儀の大きく分けて 3種の行事からなる。宮中の儀は京都御所で行なわれる勅使の出発の儀式で,御所から下鴨神社と上賀茂神社に参詣に向かう行列が路頭の儀,両神社での奉幣の儀式と走馬が社頭の儀と呼ばれる。暴風雨を起こした賀茂大神のたたりをしずめるために始まったと伝えられる平安時代以来の勅祭(→勅祭社)だが,応仁の乱で中断し,元禄7(1694)年に再興された。その後も何度かの断絶と再興を経て今日にいたっている。十二単(→唐衣裳)で牛車に乗る斎王代(→斎院)などの華やかな女人列は 1956年に始められた。祭りに先立って,5月12日に下鴨神社では御蔭祭(みかげまつり),上賀茂神社では御阿礼神事(みあれしんじ)が行なわれ,それぞれの神社の神霊が生まれ変わる。

KYOTO designから引用場所取りをしようと思い9時半に京都御所に行くことに。
観光バスの列 嫌な予感
牛車(牛なし)が待機していました
園児達が記念撮影
京都御所は厳戒態勢
京都御所の正面付近にくるとすでに人混みが
園児達の行列
葵祭がそろそろ始りそうです
あれ?牛車は?
なんだかんだで待っている間も楽しめました。
10:30 京都御所 出発
日本にいる日本人のカメラマンのガッツはすごいです。中国人みたい。
本列
乗尻(のりじり) 行列を先導する騎馬で、左右各3騎ずつです。上賀茂の競べ馬の騎手が努めます。
検非違使志(けびいしのさかん) 平安時代の警察の役人です。下役を率いて行列の警備にあたります。
検非違使尉(けびいしのじょう)検非違使志の上役にあたります。行列の警備の最高責任者にあたります。
山城使(やましろつかい)山城国を治めていた役人と、その従者です。下鴨神社・上賀茂神社ともに洛外になる為、山城の国司の管轄区域になり、督護の任につきます。
御幣櫃(ごへいびつ)上賀茂、下鴨両社の神前に供える御幣物を納めた櫃です。白木の唐櫃に注連縄をかけ、白丁にかつがれてゆきます。
内蔵寮史生(くらりょうのししょう)内蔵寮の役人で、御幣物を管理しています。
馬寮使(めりょうつかい)走馬をつかさどる六位の武官です。騎乗しており、調度掛に弓矢を持たせています。
かわいいー
陪従(べいじゅう)近衛府の五位の武官で、下鴨、上賀茂両神社の社頭で歌を唄い、楽器を演奏します。
内蔵使(くらづかい)内蔵寮の次官で五位の文武兼官です。勅使が神前で奏上する御祭文を奉持しています。
勅使(ちょくし)天皇の使いで、行列中の最高位者です。四位近衛中将がこれを勤めるので、近衛使(このえづかい)とも言われます。
牽馬(ひきうま)勅使の替馬です。帰路に備えます。
風流傘(ふりゅうがさ)牡丹や杜若などの季節の花(造花)を大笠の上に飾り付けたものです。
風流傘(ふりゅうがさ)上記の風流傘とは花が異なります。列の結びになります。
園児達は退屈そうです(笑)
近代的な物を持っていると残念な気持ちになります
斎王代列
華やかな行列が来ました
命婦(みょうぶ)小桂(こうちき)を着用する高級女官です。花傘をさしかけています。
女嬬(にょじゅ)食事をつかさどる女官です。
葵祭の主役が登場!!
斎王代(さいおうだい)かつて未婚の内親王が務めていましたが、現在は京都在住の未婚女性から選ばれています。豪華な十二単衣の重さは30キロもあります。乗っている腰輿(およよ)は四方が開放され御簾(みす)が取り付けてあるので、四方輿ともいいます。
駒女(むなのりおんな)斎王付きの清浄な巫女(みかんこ)で、騎馬で参向するのでその名があります。
蔵人所陪従(くろうどどころべいじゅう)斎院の物品、会計をつかさどる蔵人所の雅楽を演奏する文官です、それぞれ楽器を持っています。
牛車(ぎっしゃ)本列の牛車とは飾りが異なり、葵と桂のほか、桜と橘が飾られています。斎王の牛車で女房車とも言われています。
それにしてもすごい観客数。こんなに人が多いと思わなかった。
~ 続く ~